おすすめ本
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編著者名:浜内 彩乃
日本の複雑な福祉制度をチャートで解説する本書は、大人編と子ども編各2つずつの事例を挙げながら、助けとなる制度を紹介しています。巻末のチャートは「医療」「経済」等色分けされてわかりやすく、まさに「歩き方」といえる1冊です。
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編著者名:佐藤 いつ子
中学生の優希は「同調圧力」にもやもやする毎日ですが、好きなことを貫く同級生やHSC(感覚過敏)の転校生に接し、自分を縛る「透明なルール」に気づきます。YA向けですが、何となく生きづらさを感じている全ての人におすすめです。
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編著者名:西山 ももこ
日本では、まだ数人というインティマシー・コーディネーターは、主にドラマや映画の性的シーンにおける制作者と出演者の間の調整役。本書では、筆者の半生、仕事内容や将来への思いが語られ、様々な視点でこの職業を知ることができます。
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編著者名:長山 靖生
最初は男性の描き手が主流だったという少女マンガですが、徐々にSF少女マンガのジャンルでも女性マンガ家による優れた作品が発表されるようになります。1970年代半ばから80年代の黄金期を中心に、その歴史が紐解かれます。
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編著者名:青木玲子・赤瀬美穂
明治期から現在まで、図書館は女性にどんなサービスや資料提供を行ってきたでしょうか。戦前の図書館には婦人閲覧室があり、女性は男性と異なる扱いを受けていました。戦後公共図書館が増え、女性と子どもの利用者が増大します。1999
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わたしにまかせて! アポロ13号をすくった数学者キャサリン・ジョン
編著者名:ヘレーン・ベッカー文 ダヴ・プラミク絵 さくまゆみこ訳黒人や女性差別が色濃く、まだコンピューターのない時代に、計算手としてNASAを支えた女性たちがいました。そのひとり黒人女性のキャサリン・ジョンソンは、「マーキュリー計画」や「アポロ計画」に携わり、1970年、3人の宇宙飛
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編著者名:濱野京子作 トミイマサコ絵
主人公の葉菜はダンスの好きな6年生。親友の光咲は、同居するようになったおじいちゃんがダンスを好まず、弟をひいきするので元気がありません。同じマンションの賢也は父親のDVに悩んでいる様子。隣の席の紳に対する、担任の杉田稔先
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編著者名:堀内かおる
女の子だから、男の子だからと、生まれてから家庭や学校で、知らないうちに刷り込まれるジェンダーバイアス。その身近な具体例や統計・調査結果をあげて、ジェンダーについて考える1冊です。ジェンダーへの気づきが、その後の生き方を左
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編著者名:垣谷美雨
従順な専業主婦に見えた松尾喜子が、婚家の墓を拒み遺言で樹木葬を希望していたことから話は始まります。世間体を気にする夫や困惑する子どもたち。一方喜子の孫の詩穂は、フェミニスト気取りの婚約者中林悟と、名字のことで揉めています
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女性たちの声は、ヒットチャートの外に ~音楽と生きる女性30名の“今”と“姿勢”を探るインタビュー集
編著者名:平井莉生音楽のヒットチャート「Billboard JAPANチャートTOP100(2022年)」の中に、女性アーティストは27組のみ。著者は、きゃりーぱみゅぱみゅ、ちゃんみな、ハラミちゃん等のミュージシャンから音楽ライター、Yo
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編著者名:宮崎浩一・西岡真由美
今ようやく様々な男性の性暴力被害が報道されるようになりました。男性の性暴力被害の実態、心身への影響、被害を受けた後いかに生きのびることができるのか、周りにいる人はどのように寄り添えるのか…。同意のない中で行われる性的言動
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編著者名:町田 そのこ
31歳の真奈は家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」の葬祭ディレクター。仕事のやりがいと結婚の間で揺れ動く中、自死した親友に遺言で葬儀を依頼されます。花祭壇を担当する花屋の千和子は、元夫の恋人である男性の葬儀の手伝いを頼まれ動揺
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編著者名:朝比奈 あすか
愛美、同じ職場の派遣社員の彩子。妊娠中の菜々は夫からモラハラを受けています。麻衣は転職後、アロマデザインの資格を取り、好きなことをして自己実現したいという呪縛にとらわれていました。お飾りの課長と揶揄されながら家庭との両立
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編著者名:高尾 美穂
子の思春期と母の更年期が重なるケースが増えている。この時期を、自身のからだや心と向き合うきっかけに。著者は「(自分のからだのことは)自分の人生だから自分で決める」ことが大事と言う。どの世代の女性にも読んでほしい一冊。
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編著者名:児玉雨子
小学時代ジュニアアイドルだった雪那。後にネット上に残る写真から、大学のサークル仲間や家庭教師のバイト先に、ジュニアアイドルだったことを知られる。自身が児童ポルノの被害者だと気づいた彼女がとった行動は・・・。
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編著者名:周司あきら・高井ゆと里
様々な差別的状況に置かれているトランスジェンダーの人々を理解するための入門書。医療や法律の制度や社会の構造の問題が、トランスジェンダーの人々を生きにくくしていることがわかる。
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編著者名:シングルペアレント101
子連れ離婚を検討している女性のためのガイドブック。身体的・精神的暴力、浮気・金銭トラブルといった事例別に、離婚のための準備、新生活を迎えるまでの気持ちや行動と、その時々に利用できる社会資源を案内している。
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編著者名:前川ほまれ
祖父と統合失調症の母と暮らす小羽。アルコール依存症の母と幼い弟と暮らす凛子。父と認知症の祖母と暮らす航平。家族が同じ精神科病院に通うことで繋がった3人の高校生を東日本大震災が襲う…。
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アフリカで、バッグの会社を始めました 寄り道多め、仲本千津の進んできた道
編著者名:江口/絵理静岡育ちの仲本千津さんは、ウガンダでバッグの工房を立ち上げ貧困女性を雇用し、日本で販売することでウガンダの女性を支援する社会起業家。今も挑戦し続ける千津さんの半生を描いています。
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編著者名:静岡女性史研究会
聞き書きという地味な活動で静岡の女性たちの生き様を描く「しずおかの女たち」。第11集では特集「選択的夫婦別姓について」や、シングルマザー支援団体の活動報告をとりあげる。