おすすめ本
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編著者名:三浦まり
「男性政治とは、男性だけで営まれ、それを当然だと感じ、たまに女性の参入が認められても、対等には扱われない政治である」と著者は言う。本書はこの構造を解き明かし、日本の政治をどのように変えていけるかを示している。  
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編著者名:ジェーン・スー
柴田理恵さん、大草直子さん、吉田羊さん、浜内千波さん、辻希美さん、山瀬まみさん、北斗晶さん、一条ゆかりさん…。うまくいかないときもめげず、腐らず、頑張った先で自分の居場所をつくり、花を咲かせた13人のインタビューエッセイ
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編著者名:川上未映子
母子家庭でネグレクト気味に育った伊藤花は、自立を目指しアルバイトで必死に貯めたお金を、母の交際相手に盗まれてしまい途方にくれます。家を出て母の知人の黄美子とスナック「れもん」を始める花…。 花と同じように居場所のない蘭や
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編著者名:アルテイシア・田嶋陽子
フェミズムについて積極的に発信するアルテイシアさんと、今再評価されるフェミニスト田嶋陽子さんの対談集。自身の経験から、日本や世界の女性を取り巻く昨今の出来事までを、ジェンダーの視点で語り合います。 「女はパン(経済力)を
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編著者名:寺地はるな
カフェの店長原田清瀬は、恋人松木圭太とその友人の岩井樹が、喧嘩から大けがをし搬送され、意識不明と連絡を受ける。しかしその頃の清瀬は、松木が隠し事をしているように感じて気まずくなり、半年ほど会っていなかった。 事情がわから
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編著者名:恩田陸
梯結子は幼い頃から、自分の回りの物事がうまく回っていない、「キモチワルイ」状況をそのままにしておけなくてアイディアをひねり出し、周囲を感心させる子どもでした。そんな結子の大学時代までを描いた青雲編。 制約が
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女になれない職業 いかにして300本超の映画を監督・製作したか
編著者名: 浜野佐知大卒男子しか映画監督になれなかった時代に、「女が映画を作る。男が描いてきた女性像を変える。」と19歳でピンク映画の世界に飛び込んだ、浜野佐知監督。徳島で生まれ、静岡市で暮らした10代は映画館に入り浸りだったそうです。 の
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編著者名:浜田敬子
元AERA編集長でフリージャーナリストの浜田敬子さんが、働く女性たちや企業・研究者への取材、自身の豊富な経験をもとに、なぜ日本の男女格差が縮まらないかを探る一冊。著者は「企業が変われば社会が変わっていく」と信じ、メルカリ
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編著者名:古谷美登里/訳
タリバン政権下、書き手18人の身の安全を守るために経歴を紹介せず、現地語から英語に翻訳されて出版された、アフガンの女性作家たちによる23の短篇集です。 8人目の子も女の子だからと、出産入院中に夫が2人目の妻
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編著者名:白岩玄
大手メーカー勤務36歳の恭平は、妻を亡くし営業から人事部に移動。4歳の娘志乃の子育てに苦戦していました。妻が海外赴任中で、フリーランスのベビーシッターをしている章吾は、1人で1歳半の息子耕太を育てていました。高校の同級生
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編著者名:櫻木みわ
スタイリストに憧れ見習いとして働く友梨奈。人気の社会学者深瀬に誘われ一夜を共にしたことで、深瀬に「ストーカー」呼ばわりされ、周囲の信頼を一気に失い転落します。一方自らの不妊治療を振り返るマンガをSNSに載せていた未知は、
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コロナと女性の貧困2020-2022 サバイブする彼女たちの声を聞いた
編著者名:樋田敦子2020年初頭から時系列で、医療従事者、シングルマザー、非正規で働く女性、CA、風俗嬢、モラハラ夫の妻子、困窮大学生など、今もコロナ禍にあえぐ女性たちの声を拾いました。「戦後の日本社会は、“女性は誰かに依存しながら生きる
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ハイヒールを履かない女たち 北欧・ジェンダー平等社会のつくりかた
編著者名:あぶみあさきプライド・パレードで数万人が行進し、首相や同性婚をした大臣等、多くの政治家も参加するというノルウェー。「偏見をおそれてパレードに参加できないLGBTの当事者の代わりに私たちが参加しましょう」と動画で首相が呼びかけます。そ
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編著者名:レティシア・コロンバニ
傷心のレナは教師を辞め、フランスからインド南部の村へ向かいました。そこで溺れかけたレナは、学校へ行けず養父母の店で働く少女ラリータと、女性の尊厳を守るレッドブリゲイドの活動をする不可触民の女性プリーティに救われます。2人
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編著者名:辻村深月
コロナ禍で困窮する大学生燿太が、割のいいバイトと紹介され、ロマンス詐欺の片棒を担いでしまう『2020年のロマンス詐欺』。甘い誘いで受けた次男の「事前受験」が詐欺だったと知る多佳子の『5年後の受験詐欺』。30代独身の紡が、
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クロコダイル ワニみたいに潜む日常のハラスメントと性差別、そしてその対処法
編著者名:トーマス・マチュー本書は「ウェブで集まったストリートハラスメントや日常の性差別に関する女性たちの証言」を漫画化、女性目線に立ち、男性をワニの姿で表現しています。後半の戦略と対策は実践的。訳者は「恐ろしいのはワニの視点をもつ人たちが社会的な
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編著者名:やじまえびね
サウジアラビアのサルマの母は父の第2夫人。同級生の姉は、顔も見たことのない8つも年上の男性と結婚します。女は結婚しないと生きていけないの?サルマは外の世界を見てみたいと願っています。モロッコのハビーバは読書や勉強が好き。
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編著者名:飛鳥井千沙
復職を望むも息子の保育園が決まらない35歳の亜希。産休や育休を取る同僚女性たちの仕事も抱え、疲弊する37歳の茗子。2人は「Hikari’s Room」という40代シングルマザーの育児ブログのフォロワーでした。人気ブロガー
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編著者名:サンドラ・ヘフェリン
日本にも外国にルーツを持つ人が増えましたが、多様性が大事にされている社会とは言えません。ドイツ人の父と日本人の母をもち20年以上日本に暮らす著者がその具体例をあげ、どんなバックグラウンドを持った人も配慮され、居心地のよい
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編著者名:篠田節子
20年余りの介護生活の末、母を見送り、気が付けば婚期も逃し、体重も増え高血圧に高脂血症…。人生を諦めかけていた麻里ですが、医者に運動を勧められ一念発起、ジムのプールに通い始めます。全く泳げなかった麻里が大会に出場⁈ &n