おすすめ本
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編著者名:村本 邦子 松本 周子 国書刊行会
婦人相談員(2024年4月女性支援法施行にともない「女性相談支援員」へ名称変更)について、その歴史と仕事、1980年代以降に働く24人の物語、今後に向けてと3部構成で知ることができます。誇りと熱意を持ち働く姿にその専門性
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編著者名:ベティ・フリーダン 荻野美穂訳 岩波書店
20世紀フェミニズム運動が高まる端緒となった1963年出版の本書。著者は当時アメリカの主婦たちに広がっていたもやもや感を追求し「女らしさの神話」に行き当たります。今回が初の完全翻訳です。
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編著者名:古川 弘子 筑摩書房
翻訳小説の過剰に「女らしい」言葉使いが気になったことはありませんか? 日本語の「女ことば」がどう翻訳のなかで表れているか、社会が考える「女らしさ」に翻訳がどう抗ってきたか、そして今後について、フェミニスト翻訳の視点で考え
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編著者名:桐衣 朝子 小学館
57歳で作家デビューしたものの、2作目が出せずに還暦を迎えた古都子、家庭内別居の夫、コンビで漫画家の娘二人のクセの強い家族の笑いあり、涙ありの毎日。年を重ねることも悪くなく、いくつになっても挑戦したいと前向きになりたいと
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編著者名:ピーター・マキューリオ
ニューヨークの地下鉄で布にくるまれた赤ちゃんに出会ったダニー。この出会いはダニーとパートナーのピートの人生を大きく変えることになります。実話に基づいた、多様な家族のかたちを知ることができる絵本です。
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編著者名:植松 三十里
鹿鳴館の名花と呼ばれた鍋島榮子(ながこ)。様々な困難を乗り越えながら専門職としての看護婦の育成に尽力し、赤十字社の活動を長く支え、強く生きた榮子の姿を伝えます。
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編著者名:李 琴峰
芥川賞受賞後、SNSを中心に様々な差別や攻撃にさらされる台湾人でレズビアンの作家Lは、どう抗い、生きるのか…。本作を「一つの決意表明」と述べる著者の思いを真摯に受け止め、考えたい一冊です。
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データから読む都道府県別ジェンダー・ギャップ あなたのまちの男女平等度は?
編著者名:共同通信社会部ジェンダー取材班都道府県別ジェンダー・ギャップを可視化、その課題と強みを明らかにし、地域からのジェンダー平等を目指すツールとしてもらうことを意図しています。さて、我が静岡県の男女平等度は?
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編著者名:三宅 香帆
スマホを見たり、SNSをする時間はあっても「本が読めない」のはなぜか。明治以降の日本の労働史と読書文化の変遷を並列しつつ、論じられます。最終章で筆者が提言する「働きながら本を読める社会」とは?
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編著者名:クレア・コーエン
各章の冒頭には女友達にまつわる俗説が提示され、ロンドン出身でジャーナリストの筆者が、自身の経験も交え、9歳から92歳までの様々な女性たちへのインタビューや学術的検証をもとにそれら俗説を解きほぐします。
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編著者名:浜内 彩乃
日本の複雑な福祉制度をチャートで解説する本書は、大人編と子ども編各2つずつの事例を挙げながら、助けとなる制度を紹介しています。巻末のチャートは「医療」「経済」等色分けされてわかりやすく、まさに「歩き方」といえる1冊です。
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編著者名:佐藤 いつ子
中学生の優希は「同調圧力」にもやもやする毎日ですが、好きなことを貫く同級生やHSC(感覚過敏)の転校生に接し、自分を縛る「透明なルール」に気づきます。YA向けですが、何となく生きづらさを感じている全ての人におすすめです。
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編著者名:西山 ももこ
日本では、まだ数人というインティマシー・コーディネーターは、主にドラマや映画の性的シーンにおける制作者と出演者の間の調整役。本書では、筆者の半生、仕事内容や将来への思いが語られ、様々な視点でこの職業を知ることができます。
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編著者名:長山 靖生
最初は男性の描き手が主流だったという少女マンガですが、徐々にSF少女マンガのジャンルでも女性マンガ家による優れた作品が発表されるようになります。1970年代半ばから80年代の黄金期を中心に、その歴史が紐解かれます。
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編著者名:青木玲子・赤瀬美穂
明治期から現在まで、図書館は女性にどんなサービスや資料提供を行ってきたでしょうか。戦前の図書館には婦人閲覧室があり、女性は男性と異なる扱いを受けていました。戦後公共図書館が増え、女性と子どもの利用者が増大します。1999
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わたしにまかせて! アポロ13号をすくった数学者キャサリン・ジョン
編著者名:ヘレーン・ベッカー文 ダヴ・プラミク絵 さくまゆみこ訳黒人や女性差別が色濃く、まだコンピューターのない時代に、計算手としてNASAを支えた女性たちがいました。そのひとり黒人女性のキャサリン・ジョンソンは、「マーキュリー計画」や「アポロ計画」に携わり、1970年、3人の宇宙飛
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編著者名:濱野京子作 トミイマサコ絵
主人公の葉菜はダンスの好きな6年生。親友の光咲は、同居するようになったおじいちゃんがダンスを好まず、弟をひいきするので元気がありません。同じマンションの賢也は父親のDVに悩んでいる様子。隣の席の紳に対する、担任の杉田稔先
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編著者名:堀内かおる
女の子だから、男の子だからと、生まれてから家庭や学校で、知らないうちに刷り込まれるジェンダーバイアス。その身近な具体例や統計・調査結果をあげて、ジェンダーについて考える1冊です。ジェンダーへの気づきが、その後の生き方を左
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編著者名:垣谷美雨
従順な専業主婦に見えた松尾喜子が、婚家の墓を拒み遺言で樹木葬を希望していたことから話は始まります。世間体を気にする夫や困惑する子どもたち。一方喜子の孫の詩穂は、フェミニスト気取りの婚約者中林悟と、名字のことで揉めています
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女性たちの声は、ヒットチャートの外に ~音楽と生きる女性30名の“今”と“姿勢”を探るインタビュー集
編著者名:平井莉生音楽のヒットチャート「Billboard JAPANチャートTOP100(2022年)」の中に、女性アーティストは27組のみ。著者は、きゃりーぱみゅぱみゅ、ちゃんみな、ハラミちゃん等のミュージシャンから音楽ライター、Yo