トップページ > 館長通信 > 「母」役割、「娘」役割から一休み

「母」役割、「娘」役割から一休み

台風による大雨が過ぎるとともに猛暑が続き、セミの声もにぎやかさを増しています。いよいよ夏本番。講座事業を進める上でも、熱中症予防に留意する必要がありますね。

女性会館では11日、原宿カウンセリングセンター所長で臨床心理士の信田さよ子さんを迎えた講演会「これからの母娘関係―カウンセリングの経験から」を開催しました。40歳前後のアラフォー世代の女性たちが悩む母親からの重圧と、これをどのようにふりほどくか。重いテーマですが、切れ味鋭くユーモアも交えて話されました。

少子高齢化、晩婚化が進み、いくつになっても「娘」という立場から降りられない状況が、確執を生む要因になっていると信田さんは指摘します。年齢でみると、彼女たちの母親は団塊の世代。信田さんいわく、「ロマンチックラブイデオロギーの洗礼を受け、家父長制への反発心を抱き、自己実現の夢を見て挫折した世代。果たせなかった夢を娘に託し、支配しようとする」。その支配の外に出るには、「母親を研究対象にするといい」とたくさんのヒントをくださいました。(詳しくは、信田さんの著書「さよなら、お母さん―墓守娘が決断するとき」「母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き」ほか)

連想が飛んで、以前、二回りも年下の職場の後輩と、メキシコで活動中のシニア海外ボランティア(共通の友人)を訪ねる旅をしたことを思い出しました。日曜市や美術館をのびのび歩き回ることができ、何気なく「娘との道中より楽しいかも」と漏らすと、後輩が「お互いに母役割、娘役割をしていないからですよ」とズバリ。母役割、娘役割とは別の自分になる時間や人間関係をいくつか持てると、気持ちが楽になるのかもしれません。

nobuta02 nobuta01
信田さよ子さんの講演会から(2015.7.11)

  • アンバサダー.
  • 視察のご案内
  • インターンシップ(職業体験)のご案内

静岡市女性会館

〒420-0865
静岡県静岡市葵区東草深町3番18号
TEL 054-248-7330

休館日

10/9(月)、10/23(月)
11/13(月)、11/27(月)

図書整理日
10/30(月)

  • 女性会館の概要
  • 交通アクセス