わたしのペンは鳥の翼 アフガニスタンの女性作家たち
タリバン政権下、書き手18人の身の安全を守るために経歴を紹介せず、現地語から英語に翻訳されて出版された、アフガンの女性作家たちによる23の短篇集です。
8人目の子も女の子だからと、出産入院中に夫が2人目の妻を娶る『八番目の娘』。家族が出払ったとき、こっそり地下室に降り妹のヘアバンド、母のショールをまとい化粧をして、若い美しい女性になる『わたしには翼がない』。少女たちが「わたしたちに必要なのは教師です!必要なのは本なのです!」と教育大臣への抗議デモをした翌日、学校が攻撃される『花』など。