図書コーナー

静岡市女性会館 図書コーナー貸出カードをおもちの方は、所蔵資料を予約することができます。
インターネットでの蔵書検索・貸出予約は、以下のバナーからご確認ください。

図書コーナーのご案内

図書コーナーは、女性を取り巻くさまざまな問題を解決するために役立つ図書・情報をそろえた専門図書室です。一冊の本との出会いが人の一生を変えることもあります。たった一度の人生を自分らしく生き生きと送るために、図書・情報の専門スタッフがお手伝いします。
女性、男性を問わずどなたでもご利用ください。

おすすめ本

※おすすめ本のバックナンバーは、ブクログ「静岡市女性会館図書コーナーの本棚」からご覧いただけます。

装いの翼
おしゃれと表現と

編著者名:行司 千絵 岩波書店

絵本画家・いわさきちひろ、詩人・茨木のり子、美術家・岡上淑子。若い頃に戦争を経験し、戦後の昭和の時代に分野は違えど表現者として活躍した3人は、日々の「装い」を大切にしていました。ちひろのチャイナドレス、のり子の粋なスカーフ使い、自身がデザインした淑子のウェディングドレス……。その素敵な装いに想像力が膨らみます。自らも洋裁をし、新聞記者の筆者ならではの緻密で丹念な取材で、それぞれの人生とその装いにまつわる物語を時代背景とともに紡いでいます。

世界ではじめてエベレストの頂点に立った女性 登山家 田部井淳子の物語

編著者名:安田 アニータ文 清水 裕子絵 おおつか のりこ訳 西村書店

山を好きになった幼少期から、女性初のエベレスト登頂までの道のり、情熱を燃やし取り組んだ山の環境保全やネパールへの支援活動まで、登山家田部井淳子の初めての伝記絵本です。昭和の時代、女性だけの登山隊でのトレーニングや遠征準備の様子も興味深く描かれています。空や山々の青、淳子たちに多く使われている赤やオレンジといった色彩の対比も目を惹きますが、何より印象的なのは、どんな困難があっても、一歩ずつてっぺんを目指した淳子の笑顔です。

上野さん、主婦の私の当事者研究につきあってください

編著者名:上野 千鶴子 森田 さち 晶文社

3人の子を持つ主婦森田さちが、学生時代の援交や夜の仕事、中絶の経験、専業主婦時代のワンオペ家事、育児……、常に希死念慮を抱えながらの半生を振り返りながら、社会学者でありフェミニストの上野千鶴子と語り合います。「なぜ生きにくいのか」がカジュアルな口語体の対談形式でわかりやすく説かれ、これは自分の問題でもあると気づかされます。最終章は、森田の現在の活動や日本社会の現状にも話題が広がり、フェミニズムについて、気軽に学ぶにもよい一冊です。