2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止と共にスタートしました。
気がつけば、すでに5月に突入。
女性会館も主催講座及び貸室が利用休止とあって、館内は閑散としております。
その中でも、スタッフが知恵を絞って、インスタライブを実施したり、
コロナ禍が及ぼす女性への影響を調査したり、新しい試みも始めました。
そういえば、GW中に国から「新しい生活様式」というものが発表されました。
その言葉に「文明開化か」「戦後か」などとひとりでツッコミを入れておりましたが、
一層こうしたらいいんじゃないか「新しい生活様式」男女共同参画版を考えてみました。
■日常生活を営む上での基本的生活様式
□まめに動く(とにかく家事は際限がありません。家族の一員ならまめに動きましょう)
□あらゆる場面でのエチケットの徹底(みんなができれば気持ちよく過ごせます)
□こまめに心の空気を入れ替える(もやもやする気持ちは外に吐き出しましょう)
□「さんみっつ」の推奨(さまざまな方針決定の場に女性が「参画」し、その割合が「30%」以上になることを「賛美」しましょう)
□心もからだも適切な距離の確保(心身ともに、他人が近づいてもいい距離には個人差があります。たとえ夫婦であっても、親子であっても適切な距離感を保ちましょう)
□体調が悪いときは自宅で療養(会社を休むことに罪悪感を持たないように。あなたの心もからだも大切にしましょう)
■日常生活の各場面別の生活様式
買い物
□普段家事をやらない人は、たまには献立を考えて、必要な材料は何かをリスト化し、無駄なく、しかも予算内で買い物をすることにチャレンジしてみましょう。
娯楽、スポーツ等
□何もしなくていいのです。誰にも気兼ねなく、ひとりで過ごす時間を確保しましょう。もし、家族にそれができていない人がいたら、実現できるように協力しましょう。
公共交通機関の利用
□妊娠初期の女性や内臓疾患のある方は外見からわかりません。体調の悪い若者もいるでしょう。元気な人は運動不足解消を兼ねて、自転車通勤をお勧めします。
食事
□食事は健康の源です。食べることに興味を持ち、食べることができることに感謝しましょう。くれぐれも「今日何食べたい?」と聞かれた時に「なんでもいい」と答えるのはやめましょう。
冠婚葬祭などの親族行事
□久しぶりにあった親戚に「結婚しないの?」「お子さんは?」などの声かけは禁物です。その言葉で傷つく人がいるということを理解しましょう。
以上。昨日までの期限のある仕事から解放されて、こんなことを考えている土曜日の午後でした。
一日も早く、日常に戻れますように。
(画像は疫病退散の願いを込めて図書スタッフのTさんが描いたアマビエさま)