2019年6月15日(土)天気 雨
私がこのギョーカイに入ったきっかけは、1999年に開講した第4期アイセル女性カレッジを受講したこと。
その後、修了生有志でカレッジⅣ(フォー)というグループをつくり、
名作?!「ジェンダーかるた」を作成しました。
市民からジェンダー川柳を募集し、リーフレットにしたのが2001年。
それから、本物のかるたになったのは2004年のことでした。
今年は、男女共同参画基本法が施行されて20年という節目ということもあって、
ぜひとも、イマドキのジェンダー川柳を募集したいと思い、4月から公募を始めました。
10代から80代の幅広い年代の方388人から1,153句の応募があり、このたび30句を選考しました。
20年近く前と異なり、WEBからの応募が可能になったため、
北海道から鹿児島まで全国各地からの応募があったことも驚きでした。
ご応募くださった皆様ありがとうございました。
入選した30句の中から、さらに優秀作品を選出すべく、現在、女性会館2階ギャラリーとWEBで、
投票を受け付けております。(WEB投票は外部サイトになります)ぜひ、ご覧ください。
久しぶりに、昔のジェンダー川柳を読み返してみると…
「無意識に らしさに縛られ 良妻賢母」って、今でいう『アンコンシャスバイヤス』ではありませんか
日本の#MeeToo運動が世界ほど盛り上がらないのも、「生意気か 女が意見 言うことは」だったり…。
この20年で働く女性が増えたことは確かですが、今読み返しても違和感がないということは、
人々の意識の変化が遅々として進んでいないということかもしれません。
さて、新しく募集した川柳が、皆さんにどんな風に感じ取っていただけるか、私の20年後の楽しみにしたいと思います。
追記
学習用のジェンダーかるた6セット、当時作成したものですが、
もし活用していただけるなら喜んで貸出します。