女性に対する暴力根絶運動(パープルリボンプロジェクト)に呼応して、静岡市女性会館では毎年11月12〜25日(女性に対する暴力撤廃国際日)の2週間、特別展示や講演会を実施しています。うれしいことに、静岡市が今年初めて駿府城公園にある「ひつじさるやぐら」を紫色にライトアップすることになりました。 点灯する12日夕方、せっかくの試みを多くの市民に知ってもらおうと市と連携して企画を練っています。静岡県舞台芸術センターの役者さんに朗読をお願いする、リボンにメッセージを書いて結んでもらうなど検討中。朗読するとしたら、どんな文章がいいでしょうか。 ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの国連でのスピーチ、胸にしみました。「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペン」…ブツブツ唱えていたら、隣の席から、「エマ・ワトソンの国連でのスピーチもすてきでしたよ」とスタッフの声。慌ててユーチューブで見ると、これまた感動的です。冷静に、けれども熱く、女性を応援する男性たちに訴えています。 サッカーファンの端くれの私、先日、地元エスパルス対浦和レッズ戦で、レッズの阿部勇樹選手が試合前に宣言した差別撲滅宣言も強く印象に残りました。 いやいや、どれも当事者だからこそ聞き手に響くわけで。皆様、お勧めの題材があったらお知らせください。 昨年度の展示の様子