澄んだ青空に幾重にも筋を引く白い雲。秋到来ですね。 まだ夏が残っていた先週末、国立女性教育会館主催の「男女共同参画推進フォーラム」で、ワークショップを開催しました。タイトルは「大学生とともに取り組む学習支援&シングルマザー支援」です。 先週の通信でお伝えしたキッズ・クッキングとも関連しますが、2012年5月から週1回、当館を会場に市内の大学生が集まって中学生を対象にした学習支援「宿題カフェ」を始めました。一方、当館ではこれまで行ってきたシングルマザー支援の取り組みと大学生の活動を結びつけ、新たな展開を模索しています。連携の可能性を考えてみたいという企画に、北は北海道から西は山口県まで、学生と一緒に活動している団体やキャリア支援に携わる人が参加してくれました。 発言者の1人は、学習支援ネットワークを立ち上げた当人で、本年度、当館スタッフとしてインターンで働く白谷素子さん。視覚に訴えるパワーポイントを作り、茶飴を持参して静岡をアピールするなど頑張りました。「大学生、若者はパワーがあると思うから、いろいろな場面で交流してほしい」という発言に、参加者からたくさんのエールが寄せられました。 次の一歩として、この秋、宿題カフェに参加している子どもたちのお母さんを対象にした家計相談事業を始めます。家計という切り口から見えてくる課題がありそうです。