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SEVEN・セブン(セブン)

書名 SEVEN・セブン(セブン)
種別 図書
編著者 ポーラ シズマー∥作(シズマー ポーラ)
出版社 而立書房
出版年 2016.8
出版地 東京
大きさ 20cm
ページ数 294p
ISBN 4-88059-394-4
分類 932.7

帯に「21世紀・世界を変える7人の女性の物語」と書かれた本作は、世界7カ国の女性社会活動家の物語を演劇で表現したドキュメンタリー・シアター作品である。俳優が台本を手に持ったまま観客に語りかける形式という舞台を想像しながら物語を読み進めてみようと思う。

ファリーダはアフガニスタン人。タリバン体制下で医療を受けられない女性を支援した。男性の医者が女性を治療することが禁じられていて、女性の医者が一人もいないからだ。

ムクタランはパキスタン人。村の男たちに襲われた。女は泣き寝入りするか自殺するくらいしかできない土地で、裁判を起こし勝利した。教育の必要性を痛感し女の子のための学校を作った。

マリーナはロシア人。女性のための「相談電話」を開設している。「男はあなたを殴る、それ故、男はあなたを愛している」というロシアの古いことわざにとらわれ悲惨な状況にある女性たちを救っている。

他4人も含め、彼女らが辿ってきた半生は、貧困、紛争、因習、無知などが原因で奪われた権利を取り戻す闘いの日々だと知らされた。

訳者あとがきによると、本作の発端は、1995年北京女性会議でのヒラリー・クリントンの呼びかけという。「女性の権利は人権である、人権は女性の権利である」とのヒラリーの言葉が多くの女性の心を揺さぶった。その後、ヒラリーらが設立したNGOが開催したファリーダの講演を劇作家キャロル・K・マックが聴き、「ファリーダのような力強い女性の物語を、演劇という表現芸術の力を得て多くの人々に届けられるに違いない」という思いから本作が生まれた。ニューヨークでの初演から時を経て日本版上演も実現し、翻訳書も出版された。女性リーダー7人と女性劇作家7人の熱い意思は確実に世界へ広がっている。(石割友子)

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