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難民高校生(ナンミン コウコウセイ)

書名 難民高校生(ナンミン コウコウセイ)
副書名 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル(ゼツボウ シャカイ オ イキヌク ワ)
種別 図書
編著者 仁藤 夢乃∥著(ニトウ ユメノ)
出版社 英治出版
出版年 2013.3
出版地 東京
大きさ 19cm
ページ数 315p
ISBN 4-86276-155-2
分類 368.71

家庭にも学校にも居場所をなくした高校生のことを筆者は“難民高校生”と呼んでいる。現在女子高生をサポートする活動に情熱を注いでいるが、筆者自身も高校時代は渋谷でほとんど毎日を過ごす「難民高校生」だった。渋谷の街は危険と誘惑に溢れ、若さや体を売りにした仕事についたり、援助交際をして生活したりする高校生も多くいたという。
そんな若者たちへの世間のまなざしは冷たい。十人十色の葛藤があって今の姿があるにも関わらず「最近の若者」と一括りにして現状を知ろうともせずに嘆いている。若者たちも「大人はわかってくれない」と諦め、大人と若者の社会は分断されていると筆者は述べている。
本書では筆者がなぜ難民高校生となったのか、そしてどのように状況を脱し、その後どのような活動をしていったのかという自身の経験談や、筆者の周りにいた若者たちのリアルを紹介している。
筆者が難民高校生を脱却することができたのは、予備校で行われていた農園ゼミの講師との出会いだ。「私」自身を見て自分の意見を押し付けるのではなく、一緒に考えてくれる存在がいたことが筆者を支えた。様々な立場にあったり、違った経験をしてきたりしているからわかること、言えることがあり、あなただからできることは必ずある、と訴える。
先日、富士市で行われた筆者の講演会に参加した。若者たちに寄り添い活動する、芯のある熱い女性だった。筆者と同じ20代の私は、強く心を揺さぶられた。まずはぜひこの本を手に取ってほしい。“難民”となっている高校生、その予備軍となる子どもたち、彼らの近くにいる大人たち、そしてこれから大人になり親となっていく若者たちに勧めたい。(白谷素子)

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