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南国港町おばちゃん信金(ナンゴク ミナトマチ オバチャン シンキン)

書名 南国港町おばちゃん信金(ナンゴク ミナトマチ オバチャン シンキン)
副書名 「支援」って何?“おまけ組”共生コミュニティの創り方(シエン ッテ ナニ オマケグミ キョウ)
種別 図書
編著者 原 康子∥著(ハラ ヤスコ)
出版社 新評論
出版年 2014.9
出版地 東京
大きさ 19cm
ページ数 204p
ISBN 4-7948-0978-0
分類 338.7

 舞台は南国インドの港町、ビシャカパトナム。人口約170万人のこの町には、30万とも50万ともいわれる人がスラムに住んでいる。著者は、ここに事務所を置く日本のNGOの駐在員として赴任。NGOの親方から「援助という“おみやげ”を持たずに手ぶらでスラムを歩きなさい」と言われ、著者のチャレンジが始まっていく。
本著では、スラムのおばちゃん達との会話は岐阜弁に訳されて綴られていて、彼女達の姿がリアルに浮かび上がってくる。「アタシんたぁは貧乏人やで、援助しないかんがね~」と言っていたおばちゃん達が、仲間でお金を出し合い、いかにして自分たちの信金を設立・経営していったのか。資産や固定収入がないおばちゃん達は、個人では銀行口座を持つことも、銀行のローンを組むこともできないという。「スラムの女性の自立」など、建前で語られても、本音では誰も信じていない世界で、おばちゃん達はその常識を破っていく。
 一方で著者は彼女達に寄り沿い、パートナーとして一緒に活動をしていく。よい関係づくりをすること。相手の「思い込み」と「現実」を聞き分けて、問題の本質を見極めること。相手の能力を信じ、相手の反応や行動を待つこと。信金がおばちゃん達自身の手で生み出されるよう、こうした「援助しない」技術を著者は磨いていく。
援助する・される関係ではなく、おばちゃん達自身が七転び八起きしながら自身と向き合い変わっていく姿に、深い感銘を覚える。
 インドでも日本でも、スラムでも静岡でも、困難を抱えた女性はいる。仲間とつながりながら、困難にどう立ち向かうのか。社会背景や抱えている問題は違えども、変わっていくその姿に共感する。(岡村尚子)

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