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働かない息子・娘に親がすべき35のこと(ハタラカナイ ムスコ ムスメ ニ オヤ ガ スベキ サンジュウゴ ノ コト)

書名 働かない息子・娘に親がすべき35のこと(ハタラカナイ ムスコ ムスメ ニ オヤ ガ スベキ サンジュウゴ ノ コト)
種別 図書
編著者 二神 能基∥監修(フタガミ ノウキ)
出版社 アース・スターエンターテイメント
出版年 2013.12
出版地 東京
大きさ 19cm
ページ数 191p
ISBN 4-8030-0522-6
分類 367.68

静岡市女性会館では、働きづらさに悩む39歳以下の未婚女性を対象とした社会参加への応援講座を2000年にスタートし、今秋第6期を開催する。参加者たちは本書でいう「働かない娘」にあたり、「結婚していないのに定職につかず、どうして働かないの?」と世間から驚きや批判を含んだ目をむけられがちで、何より本人自身が「そう思われているに違いない」と肩身の狭い思いをしている。実際の彼女たちは、多様で複合的な働かない・働けない理由を持ち、悩みながら社会参加の手立てを探っている。

若年無業女性の環境は同じ立場の男性と大きく異なる。女性の家族は、「いつか嫁にいくから」と積極的に就労を後押ししない場合や、「外で働かないなら家で働いて」と家事、育児、介護要員の当てにすることも多い。外で働くことを強く求められる男性に対して、ひきこもりがちな無業女性は「家事手伝い」という言葉に隠され、問題は可視化されにくい。外に出なければ嫁に行くチャンスは遠いし、家族のために働き続けるだけの生活では本人の将来設計は成り立たないのに。

本書は、働かない、家から出ない、結婚しない、そんな息子や娘のために親がすべきことを、若者の社会復帰の支援者とファイナンシャルプランナーが具体的に示している。両者に共通するのは、親と子では生きてきた社会背景が異なるため、ライフスタイルや生き方、働き方の価値観が全く違うということを理解するという考え方である。親、子のどちらの価値観も否定することなく、事例を交えて解決方法を紹介している。

「互いの価値観の違いを認める」というと抽象的だが、日頃の経験から、私は相手を尊重する態度と考えている。働く、働かないにかかわらずすべての親子、人間関係で大切にしたいことだと思った。(萩原美栄子)

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