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しあわせに働ける社会へ(シアワセ ニ ハタラケル シャカイ エ)

書名 しあわせに働ける社会へ(シアワセ ニ ハタラケル シャカイ エ)
種別 図書
編著者 竹信 三恵子∥著(タケノブ ミエコ)
出版社 岩波書店
出版年 2012.6
出版地 東京
大きさ 18cm
ページ数 191,3p
ISBN 4-00-500715-8
分類 366.021

「しあわせに働くことはぜいたくなのか」という問いを皮切りに、現在の若者の就職難、正社員が直面する過酷な労働、女性の低賃金で不安定な働き方などについて、それらが起こった背景と実情を伝えている。働く上での困難は個人の「努力不足」や「自己責任」、長引く不況のせいと簡単に理由づけされてしまいがちだ。周囲ばかりか本人自身も己を厳しく責めることも多く、心身の健康を損ねてますます「しあわせに働く」ことから遠ざかってしまう者もいる。
著者はこのような働く上での困難の理由を、もともと日本社会の男女の働き方に問題があり、加えて近年の雇用構造の変化や社会の仕組みの不備にあることを、ジュニア新書らしいわかりやすい言葉で説明している。今は働く上で至るところに落とし穴があるが、落とし穴の存在を知っていることが大切で、それに備える自分づくりの方法を紹介し、しあわせに働ける社会に必要な仕組みづくりについて提案している。私たち自身が主体となって、困ったらまずあきらめずに集まり、働きやすい状態をつくっていくという考えに強く共感した。(萩原美栄子)

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