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「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす(カジ ノ シスギ ガ ニホン オ ホロボス)

書名 「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす(カジ ノ シスギ ガ ニホン オ ホロボス)
種別 図書
編著者 佐光 紀子∥著(サコウ ノリコ)
出版社 光文社
出版年 2017.11
出版地 東京
大きさ 18cm
ページ数 242p
ISBN 4-334-04323-0
分類 367.21

女性の社会進出を阻む要因の一つに「家事のしすぎ」があるのではないか、既婚女性の半数以上が働く現代に、きちんと片づいた家を維持し、毎食違う献立を用意する「主婦の鑑」像に振り回される必要はあるのかと著者は問う。

日本の家事が多い理由はいろいろある。「早寝早起き朝ごはん」の掛け声で栄養バランスのとれた温かい手作りの朝ごはんが奨励される日本に対し、東南アジアでは朝食は屋台で済ませることも多く、フランスではカフェオレとクロワッサンといった簡素なものだという。アメリカで持参するランチはパンにピーナッツバターとジャムを塗る程度、片や日本ではキャラ弁がブームだ。和洋中なんでも作るので、狭いキッチンに食器、調理器具、調味料の種類も多く、管理も大変になる。

食事に限らず、狭い家にベッドやソファなど欧米の生活様式や、雛祭りや七五三の他にクリスマスやハロウィンなどの行事と、やたらと海外の文化を取り入れることが、家事を増やしているというくだりには、はっとさせられた。

また、子どもの宿題も忘れ物も本人の責任であるはずだが、母親に連絡があり、先生の教室運営をサポートする「良い母」であるよう仕向けられる。「断捨離」や「ミニマリスト」が提唱される一方で「手をかけた丁寧な暮らし」や「もったいない」も推奨されるが、これを両立させるのは不可能に近いと思う。

このように女性に期待される「家事」は無限だ。本著をきっかけに、必要な家事を見直してみてほしい。そして女性自身が「家事は女性が」「育児は母親中心で」という価値観から解放され、家事育児のCEO体制を再編、夫と共同経営責任者になってはどうだろうか。 (遠藤純子)

 

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