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街中の公園を楽しむ

3「静岡の魅力は何か」と聞かれたら、何と答えますか?
三保松原や久能山東照宮、日本平、登呂遺跡、気候が温暖、お茶、海の幸などいろいろありますが、私は「街がコンパクトにまとまっていること」と答えます。
他県から転入してきた私からすれば、電車やバスを使わなくても歩いて回れる範囲に、デパートや商店街、県庁や市役所などの公共施設、大きな病院などが集中していて、とても便利で住みやすい街です。また、街中に大きな公園がいくつかあることも魅力でしょう。
例えば、週末ごとにイベントで賑わう青葉公園。公園の両側には木々、西側は水のせせらぎや不思議なモニュメントがあり、意外と静かで癒される空間となっています。 大きな噴水が特徴的な常盤公園。昼は子どもが水遊びではしゃぎ、夜になると噴水が色とりどりに変わる幻想的なショーが繰り広げられる公園に変身します。
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そして、真打はお堀の石垣で囲まれた駿府城公園。大道芸ワールドカップをはじめとする大きなイベントが行われるだけでなく、和の心が味わえる紅葉山庭園、子どもが楽しめる遊具、家族が憩う芝生のエリア、四季折々の花が咲く花壇があり、市民に親しまれています。公園に入ると、通勤通学の人、昼下がりにベンチで読書を楽しむ人、たわいもないおしゃべりを楽しむ人、散歩やジョギングする人など、日常に溶け込んだ風景が広がります。
でもふと横を見ると、再建された櫓や刻印のある石垣が見えて、一瞬、数百年前にタイムスリップしているような感覚を覚えます。富士山を遠くに望む景色も贅沢。歴史を感じたり、遊んだり、静かな時を過ごしたり、体力作りをしたり、景色を楽しんだりと、1つの場所でこんなに欲張れるスポットは、コンパクトな静岡の街の象徴かもしれません。(文・写真=畑田直美)

 

 PROFILE

hatadaはただ・なおみ
神戸で生まれ育ち、結婚を機に静岡へ。誰も知らない街でのカルチャーショックに戸惑いながらも気づけば静岡が第2の故郷に。今は旺盛な好奇心とフットワークの軽さで静岡を楽しんでいる。史跡巡りが好きで、歴史好きの子どもと各地の名城・城址に足を運ぶ。

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